銀座とは外堀通りを挟んでお隣さんに位置しています。明治時代の末期に山手線の駅を設ける際に、銀座には当時既に土地がなかったことから、少し離れた有楽町に駅が作られました。
ただ、都民はどこまでが有楽町でどこからが銀座ということは全く意識しないで歩いていますので、旅行者の方も山手線の銀座側はすべて銀座と思っていただいていいでしょう。
有楽町駅から銀座へと向かい始めるあたりは、以前は日劇があり、朝日新聞と読売新聞の本社があり、外堀通りまでの狭いエリアには昔ながらの喫茶店やバーなどの飲食店があったところです。つまり、ディベロッパーにとっては再開発しやすい場所だったことから、今ではファッションビルが建てられています。
このエリアへは、地下鉄丸ノ内線の銀座駅とJR山手線の有楽町駅が一番近く、地下鉄銀座線、日比谷線の銀座駅、地下鉄有楽町線の有楽町駅からもすぐ近くです。
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有楽町マリオン
1984年に完成したビルで西武百貨店と阪急百貨店が入っています。西武百貨店は2010年12月25日で閉店され、その跡にはルミネが入る予定です。この場所は日本劇場(日劇)と朝日新聞本社があった場所です。このことから、建物の上層階には7つの映画館があります。
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マリオンの大時計
都内ではじめての大型からくり時計で、各時間帯の55分ごろになると時計が上がりはじめ人形が讃美歌を演奏します。完成当時はこのようなからくり時計は物珍しく、ドライバーが車を止めて見入ってしまい大渋滞になったという逸話もあります。
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「有楽町で逢いましょう」歌碑
1957年(昭和32年)にフランク永井さんが歌って大ヒットした「有楽町で逢いましょう」。今でもカラオケの定番として親しまれています。この楽曲を記念して2008年に歌碑が設置されました。場所は有楽町マリオンの大時計の下です。
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有楽町イトシア
2007年に小さな飲食店が密集していたエリアに建設された建物で、若者に人気の丸井がメインのテナントとして入っています。
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プランタン銀座(手前)とマロニエゲート(向こう側)
正確にはこの2つの建物は銀座に位置していますが、マリオン、イトシアと同列で語られることの多いビルです。プランタンは1984年にかつての読売新聞本社の跡地に、マロニエゲートは2007年に小さな飲食店街に建設されました。
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「銀座の恋の物語」歌碑
1961年に石原裕次郎さんと牧村旬子さんのデュエットで大ヒットした「銀座の恋の物語」は今でも歌い継がれているスタンダードナンバー。この名曲を記念して1990年7月に建立されました。
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西銀座デパートの宝くじ売り場
1年に3度発売される3億円宝くじですが、東京ではこの売り場が一番人気です。住所的に銀座と有楽町を分ける西銀座デパートにあります。興味深いのはいくつもある窓口の中で一番左の窓口だけが長蛇の列になることです。
毎年のようにこの売り場から1等賞3億円が出ていますが、一番左の窓口で出ることが多かったことが宝くじファンの間に広まり、今ではほとんどの購入者がこの窓口から買います。
それ以外の窓口では待ち時間ゼロで買えるのですが、一番左の窓口だけは係員が何人も付き、列の最後には待ち時間を知らせる看板が立てられます。並んでいる人たちは自ら好んで長蛇の列に着くからでしょうか、トラブルもなく静かに並んでいます。
有楽町イトシアホームページ
http://www.itocia.jp/
プランタン銀座ホームページ
http://www.printemps-ginza.co.jp/
マロニエゲートホームページ
http://www.marronniergate.com/pc/index.html
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